2019年12月11日水曜日

RSNA2019参加報告(2019.12.1~6,シカゴ,米国)

シカゴのマコーミックプレイスにて開催された,第105回北米放射線学会(RSNA 2019)に参加してきました.今回のテーマには,“See Possibilities Together”が掲げられ,大会長は,Valerie P. Jackson, M.D.でした.AIなどの新技術によって医療が改革する時代だからこそ,それぞれの立場で患者さんとの協調していくことが重要である,といった趣旨の講演内容でした.


オープニングセッションの様子

今年のRSNAで特筆すべきは,なんといってもAI関連技術を展示する専用エリア(AI showcase)が新設されていたことだと思います.


AI showcaseの様子




連日,中央のステージでは各社のプレゼンテーションが行われていました.

そして,当研究室で長く研究開発を行ってきた胸部X線動態検査のセミナーが開催されました!!演者は,ニューヨークにあるMount Sinai病院のDr. Dooで,講演内容は動態撮影の初期経験の報告でした.とても素敵な先生でした.




演者のDr. Dooと記念撮影

コニカミノルタの展示ブースには,動態撮影装置やX線動画解析ワークステーション(KINOSIS)が展示されていました.ついにFDA承認されたとのこと.今後のアメリカでの大展開に期待です!


KINOSISの画面

今回は教育展示(Education Exhibit)での発表でした.残念ながら受賞にはいたりませんでした...さすがに世界の壁は高いです.次回こそは!



以下は今回シカゴで食べたものの紹介になります.


 
メキシカンのファーストフードチェーンCHIPOTLE(チポトレ)のサラダ


カーソンズのスペアリブ


スタッフドピザ 1枚でお腹いっぱいになります.


来年もこの夜景を見に来たいものです.以上,RSNA2019参加報告でした.

文責:田中