2022年12月25日日曜日

2022年度 卒業研究発表会

12月16日に行われた第24回卒業研究発表会で,当研究室の学部4年生の譽田,横山が以下の2演題についてそれぞれ発表を行いました. 


譽田 裕
「X2CT-GAN による 2 方向椎骨 X 線画像からの椎骨断面生成のための初期検討」

横山 陸
「深層学習を用いた胸部側面 X 線画像の左右肺分離と肺機能診断への応用 」

集合写真

誉田の発表の様子

横山の発表の様子


譽田,横山の両名とも堂々と発表しており感銘を受けました.夜遅くまで発表のスライドを一生懸命修正してきた二人を見てきたので,報われて良かったという思いでいっぱいです.質問対応も的確な返答をしており,学会発表等あまり得意ではない筆者自身は二人から学ぶこともいっぱいありました.譽田,横山の両名ともお疲れ様でした.

文責:五島

2022年12月11日日曜日

北國新聞の1面を飾りました!!金大グループ 研究始動「仮想人体で臨床試験」

 2022年12月11日(日)北國新聞の朝刊の1面に,当研究室の取り組みを紹介する記事が掲載されました.


 

-----記事抜粋----

将来、臨床試験の被験者が人間でなくなる日が訪れるかもしれない。金大保健学系の田中利恵准教授は、仮想空間で生み出された「仮想人体」を臨床試験に応用する研究に乗りだした。仮想人体は体格や心拍数などを自由に調整でき、実用化されれば、医療機器の開発に不可欠な安全性の検査を人間に頼らず行うことが可能となる。「メタバース」が注目を集める中、仮想空間を活用した最先端の医療が着実に進歩を遂げている。

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4年前のデューク大学への留学*のご縁で,この国際研究プロジェクトに参画することになりました.世界トップクラスの研究者と一緒に活動できて,本当にうれしく思います.現在は,研究室が取り組む研究の柱の1つになりました.留学当時から技術サポート&助言いただいているデューク大学のDr. Samei, Dr. Segars, Dr. Abadiには,心より感謝しています.社会還元できるよう,今後も研究に邁進していきたいと思います.

なお,デューク大学への留学は,文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「医用画像に基づく計算解剖学の多元化と高度知能化診断・治療への展開(略称:多元計算解剖学)」(研究期間:平成26年度~平成30年度)の国際活動支援により実現しました.関係各位に感謝申し上げます.




2022年12月11日 田中利恵